time要素・タグ
time要素とは、HTMLにおいて定義できる特定の時間を表す要素です。正式にはtime要素ですが、timeタグと呼ばれる場合もあります。
日付を機械可読形式に変換することで、更新日や公開日をリマインダーや検索エンジンの結果などに反映される可能性があります。
また、この<time>タグは、HTMLのイベント属性もサポートしています。
SEOに与える影響
Googleなどの検索エンジンのランキング要因として、time要素が影響を与えることはありません。
しかし、検索エンジンに更新日や公開日が記載されることによって、新鮮な情報を求めている検索ユーザーの目に付き、クリック率が向上する可能性はあります。
また、ニュース記事、ブログ記事などの「記事」の公開・更新を行いたい場合は「構造化データ」を利用しArticleなどの「記事の構造化データ」を設定することを推奨します。
time要素のコード例
time要素は、指定する日時や時間を<time></time>タグで囲いHTML内に記述します。
日付を定義する場合の例1
// そのまま機械可読形式を定義する場合 <p>今日は<time>2021-03-03</time>のひな祭りです。</p> // 日付の文字を任意に変換する場合1 <p>今日は<time datetime="2021-03-03">2021年3月3日</time>のひな祭りです。</p> // 日付の文字を任意に変換する場合2 <p><time datetime="2021-03">今月</time>の3日はひな祭りです。</p> // 日付の文字を任意に変換する場合3 <p>今日は<time datetime="2021-03-03">ひな祭り</time>です。</p>
<time>要素は、特定の期間を表し、「datetime」は日付を機械可読形式に変更します。
また、有効な日時として、
- 「年号のみ(2021)」
- 「年号と月(2021-03)」
- 「年号と日付(2021-03-03)」
- 「年号と週(2021-W47)」
以上が利用できます。
日付と時間を定義する場合の例
<p><time datetime="2021-03">現在の時刻は<time>13:00</time>です。</p> <p>現在の時間はお昼の<time datetime="2021-03 13:00">13時</time>です。</p> <p>今日は<time datetime="2021-03 13:00">ひな祭り</time>です。</p>
「ローカルな日付と時刻」また「グローバルな日付と時刻」の定義も行うことが可能です。
時間定義の詳細は「developer.mozilla.org」を確認してください。
著作者:辻 昌彦
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