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(ページの作成:「DuckDuckGo(DDG)とは、インデックス型(ロボット型)の検索エンジン。一切、利用したユーザーの個人情報や検索履歴を記録・保存しない仕組みであり、無料で利用することが出来る検索エンジン。 主に、「利用ユーザーの個人情報を記録しないこと(IPアドレスの保存をしない)」「ユーザーの検索履歴を保存しないこと(Cookieを利用しない)」「…」)
 
 
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主に、「利用ユーザーの個人情報を記録しないこと(IPアドレスの保存をしない)」「ユーザーの検索履歴を保存しないこと(Cookieを利用しない)」「企業側(運営)のサーバーでも記録しない」ことを特徴に挙げている。
主に、「利用ユーザーの個人情報を記録しないこと(IPアドレスの保存をしない)」「ユーザーの検索履歴を保存しないこと(Cookieを利用しない)」「企業側(運営)のサーバーでも記録しない」ことを特徴に挙げている。
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2021年3月には、1日に98,234,279クエリ(検索の回数)があり、9,000万件を突破している。
DuckDuckGoが検索回数を伸ばしている理由としては、以下の例ような各国の「プライバシー規制」によるものが強いと考えられている。
* ヨーロッパ:General Data Protection Regulation(GDPR、EU一般データ保護規則)
* アメリカ:プライバシー規制の法案化の検討
特に、GDPRでは、EU以外への個人情報の流出も対象としており、市民と居住者が自分の個人データをコントロールする権利を取り戻すこと、および、欧州連合域内の規則を統合することで、国際的なビジネスのための規制環境を簡潔にすること([https://ja.wikipedia.org/wiki/EU%E4%B8%80%E8%88%AC%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E8%A6%8F%E5%89%87 Wikipedia]参照)を目的としている。
== 背景 ==
=== 個人情報や検索履歴を記録・保存しない仕組みをPRする理由 ===
DuckDuckGoは、利用した検索ユーザーの個人情報を重視する理由として、Googlの検索エンジン等の検索エンジンが個人情報を取得しているためである。
例えばGoogle検索では、検索毎に検索ユーザーから入力された「検索クエリ」を記憶し、検索ユーザー毎に最適化された広告配信に活用されている。(日本での検索上位3サイトである、Amazon、楽天なども例外ではない。)
Google検索エンジン等は、無料で利用できる半面、その見返りとして検索ユーザーは情報を収集している。
== 特徴 ==
=== DuckDuckGoは個人情報を取得しない ===
DuckDuckGoは、他の検索エンジンで取得されている個人情報に焦点を当て「個人情報や検索履歴を記録・保存しない仕組み」を採用している。
そのため、以下の特徴があり、検索ユーザーは、個人情報を渡すことなく、検索履歴を秘密にすることが可能。
* 利用ユーザーの個人情報を記録しない (IPアドレスの保存をしない)
* ユーザーの検索履歴を保存しない (つまり、クッキー(Cookie)を利用しない)
* 企業側のサーバーでも記録しない
=== DuckDuckGoの検索機能のソース ===
DuckDuckGoの検索機能は、以下の情報を集約し表示している。
* Yahoo! Search BOSS
* Wikipedia(ウィキペディア)
* Wolfram Alpha
* Bing
* DuckDuckGoのウェブクローラー(DuckDuckGoBot)
DuckDuckGoの創業者は、「Googleの検索インデックスで上位にランクインしたいだけで作成されている低クオリティなコンテンツもある」とGoogle検索に対しては意見を述べている。


== 出典 ==
== 出典 ==
* [https://duckduckgo.com/ DuckDuckGo]
* [https://ja.wikipedia.org/wiki/EU%E4%B8%80%E8%88%AC%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E8%A6%8F%E5%89%87 EU一般データ保護規則](Wikipedeia)

2023年2月28日 (火) 22:31時点における最新版

DuckDuckGo(DDG)とは、インデックス型(ロボット型)の検索エンジン。一切、利用したユーザーの個人情報や検索履歴を記録・保存しない仕組みであり、無料で利用することが出来る検索エンジン。

主に、「利用ユーザーの個人情報を記録しないこと(IPアドレスの保存をしない)」「ユーザーの検索履歴を保存しないこと(Cookieを利用しない)」「企業側(運営)のサーバーでも記録しない」ことを特徴に挙げている。

DuckDuckGoトラフィック数
DuckDuckGoトラフィック数

2021年3月には、1日に98,234,279クエリ(検索の回数)があり、9,000万件を突破している。

DuckDuckGoが検索回数を伸ばしている理由としては、以下の例ような各国の「プライバシー規制」によるものが強いと考えられている。

  • ヨーロッパ:General Data Protection Regulation(GDPR、EU一般データ保護規則)
  • アメリカ:プライバシー規制の法案化の検討

特に、GDPRでは、EU以外への個人情報の流出も対象としており、市民と居住者が自分の個人データをコントロールする権利を取り戻すこと、および、欧州連合域内の規則を統合することで、国際的なビジネスのための規制環境を簡潔にすること(Wikipedia参照)を目的としている。

背景

個人情報や検索履歴を記録・保存しない仕組みをPRする理由

DuckDuckGoは、利用した検索ユーザーの個人情報を重視する理由として、Googlの検索エンジン等の検索エンジンが個人情報を取得しているためである。

例えばGoogle検索では、検索毎に検索ユーザーから入力された「検索クエリ」を記憶し、検索ユーザー毎に最適化された広告配信に活用されている。(日本での検索上位3サイトである、Amazon、楽天なども例外ではない。)

Google検索エンジン等は、無料で利用できる半面、その見返りとして検索ユーザーは情報を収集している。

特徴

DuckDuckGoは個人情報を取得しない

DuckDuckGoは、他の検索エンジンで取得されている個人情報に焦点を当て「個人情報や検索履歴を記録・保存しない仕組み」を採用している。

そのため、以下の特徴があり、検索ユーザーは、個人情報を渡すことなく、検索履歴を秘密にすることが可能。

  • 利用ユーザーの個人情報を記録しない (IPアドレスの保存をしない)
  • ユーザーの検索履歴を保存しない (つまり、クッキー(Cookie)を利用しない)
  • 企業側のサーバーでも記録しない

DuckDuckGoの検索機能のソース

DuckDuckGoの検索機能は、以下の情報を集約し表示している。

  • Yahoo! Search BOSS
  • Wikipedia(ウィキペディア)
  • Wolfram Alpha
  • Bing
  • DuckDuckGoのウェブクローラー(DuckDuckGoBot)

DuckDuckGoの創業者は、「Googleの検索インデックスで上位にランクインしたいだけで作成されている低クオリティなコンテンツもある」とGoogle検索に対しては意見を述べている。

出典