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非AMPのウェブサイトが[[モバイルフレンドリー]]であること、[[コアウェブバイタル]](Core Web Vitals)の基準をクリアしていれば問題がない。 | |||
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2023年3月7日 (火) 23:15時点における版
AMP(Accelerated Mobile Pages)とは、モバイルデバイス(スマホ)向けページの表示を高速化するように設計された「モバイルフレンドリー」なウェブページ形式のこと。AMPはそのまま「アンプ」と呼ぶ。
当初Accelerated Mobile Pagesは、モバイルでのウェブサイトを高速化することを目的とし、2015年10月7日にオープンソース発表されたプロジェクト名。
同プロジェクトは、Googleを中心にVox Media、La Stampa、Buzzfeed、The Washington Post、Twitter、朝日新聞、毎日新聞、産経デジタルなど30社以上が以下の目的で参加。
- モバイル(スマホ)のロード時間を短縮すること
- ニュース記事等のスマホ検索時のウェブページを高速で表示させること
- ウェブページを表示するまで読み込みを待つ状態を回避すること
- 検索エンジンを利用してよりニュース記事を読んでほしいこと
2016年2月頃からGoogleの検索エンジンが対応しAMPが表示。
当初、Googleのトップニュース(トップストーリー)のカルーセルに表示させるためには、AMP対応が必須だったため、ニュースサイトのみのAMP対応が増加。(現在では、非AMPでも表示される。)
さらに、ページエクスペリエンスシグナルに導入されるコアウェブバイタル(Core Web Vitals)等の影響もあり、AMP対応するウェブページが増加。
また、AMPに対応しているページはGoogleの検索結果に「⚡」のマークが表示されていた。(現在は表示されていない)
SEOに与える影響
AMPが直接SEOに与える影響はない。
ただし、AMP対応を行うことで、モバイルフレンドリーとコアウェブバイタルの基準をクリアでき、ページエクスペリエンスシグナルであるGoogleのランキング要因は一部対応が行える。
非AMPのウェブサイトがモバイルフレンドリーであること、コアウェブバイタル(Core Web Vitals)の基準をクリアしていれば問題がない。
歴史
2015年10月7日:AMPプロジェクトを発表
GoogleやTwitterをはじめとする30以上の会社と一緒に、モバイルページのロード時間を短縮(加速)させるプロジェクト、Accelerated Mobile Pages(アクセラレイティッド・モバイル・ページ)通称AMP(アンプ)を「Introducing the Accelerated Mobile Pages Project, for a faster, open mobile web」で発表。
2015年12月:AMP対応した記事の構造化データの仕様を公開
GoogleはAMP対応した記事の「構造化データ」の仕様を旧デベロッパーツールで公開。
現在では同ページで、非AMPとAMP対応した記事の構造化データの仕様を確認することが可能。
出典
- Introducing the Accelerated Mobile Pages Project, for a faster, open mobile web(Google The Keyword)
- Accelerated Mobile Pages(AMP)について(Gooogle広告ヘルプ)