Google＋

Google＋（グーグルプラス）とは、当時Google社が運営するSNS（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）であり、2011年6月28日に開設し、利用者数の低迷、サービス開発の維持が困難であること、セキュリティの問題等を理由に2019年8月に個人向けGoogle+の閉鎖が決定し、前倒しで同年4月2日に終了した。

閉鎖の経緯

ソフト上の欠陥

Googleは2018年10月8日に、Google＋がソフト上の欠陥があり（外部のソフトウェア開発会社がサービス内の個人情報にアクセスできるようになっていた）、約50万人の個人情報流出の恐れがあるとし、実際の情報流出や個人情報不正の形跡はないと発表。

Googleは2018年の春に個人情報流出の恐れが分かっていたにもかかわらず、批判を恐れて公表せずにいたと、米国内ではGoogleの情報隠しの批判も出ていた。

個人向けGoogle+の閉鎖

セキュリティの問題等を理由に2019年8月に個人向けGoogle+の閉鎖が決定し、前倒しで同年4月2日に終了。

同時にシェアボタンである「＋1」ボタンも廃止。

また、この時に企業向けGoogle+は影響を受けておらず、その後もサービスを続けていた。

※Google+の質問に対しては専用ページ「Google+ のサービス終了に関するよくある質問」から確認することが可能。

企業向けGoogle+閉鎖

2020年7月6日に企業向けGoogle+も提供を完全廃止（閉鎖）。

職場や学校向けのSNSである「Google Chat（旧 Google Currents）」に移行。