ReCAPTCHA v3
reCAPTCHA v3とは、人間とbotを識別するための新しいAPIであり「アクションタグ」という新しいコンセプトが導入されている。botによるウェブサイトの不正なトラフィックを検出することを可能にする。
このbotとは、コンピュータウィルスの一種であり、ネットワークを通じて外部から操ることを目的としたプログラムのことを指す。
ユーザー(人間)に操作を要求しないこと、ウェブコンテンツをスコア化し、攻撃危険性を可視化できることなどが新しいコンセプトとして組み込まれている。
当時2018年6月時点ではベータ版だった「reCAPTCHA v3」は、2018年10月30日にGoogle検索セントラルブログに「reCAPTCHA v3 をご紹介します。Bot の活動を阻止する新しい方法」の記事が更新・公開され注目を集めた。
reCAPTCHAとの差
今まで、reCAPTCHAでは、
- 人間が文字を読み取り入力する作業
- 人間が写真を選択する作業
- 人間「私はロボットではありません」のにチェックを入れる作業
等を行う必要がありましたが、完璧なbot対策ではなかった。(プログラムで自動化が可能であり、reCAPTCHAを回避する方法はいくつも発見されていた。)
botに攻撃されると、情報漏洩、情報のすり替えや破壊されてしまう可能性も秘めている。