モバイルフレンドリーアップデート
モバイルフレンドリーアップデートとは、ウェブサイト又はウェブページを携帯端末で読みやすく使いやすいページの順位がGoogle検索で引き上げられる(上位表示される)アップデート。
現在でも、モバイルフレンドリーはGoogleのランキング要因でありページエクスペリエンスシグナル。
SEOに与える影響
PC用のウェブページはスマホ検索画面では順位が下がる
PC(ディスクトップ)のみのウェブページは、モバイルフレンドリーアップデートによって、モバイル検索での順位が下がる可能性がある。
また、2018年3月27日に開始されているモバイルファーストインデックスにより、PC(ディスクトップ)のみのウェブページが、順位が下がることが予想される。
PC・タブレットの検索結果では影響がない
モバイルフレンドリーアップデートでは、PC(ディスクトップ)やタブレットのGoogleの検索結果では、影響を受けない。
あくまで、すべての言語と場所にわたるモバイル検索のみのアップデート。
ウェブサイト全体ではなくページ単位で影響がある
モバイルフレンドリーアップデートは、ページ単位でのアップデート。ウェブサイト全体が影響を受けるわけではない。
例)20ページ中、10ページがモバイル対応をしている場合、その10ページのみがプラスの影響を受ける可能性が高い。
モバイルフレンドリーではないウェブページへのリンク
モバイルフレンドリーではない場合、Googleからスマホ検索の際に良い評価を得ていない可能性がある。
その点において「モバイルフレンドリーではないウェブページへのリンク」は影響する可能性が考えられる。
PCのみのページをスマホ対応した場合の繁栄期間
PCのみのページをスマホ対応した場合の繁栄期間は、新しくページを作成した時(通常)と変わらない。
Googlebotがページ内をクロールするたびに判断しする。
通常通り、XMLサイトマップ・RSSフィード等の送信を行えばよい。
歴史
モバイルフレンドリーアップデート1.0(2015年4月21日)
Googleは同時のウェブマスターセントラルブログで、モバイルフレンドリーアップデートを行うことを発表。
現在は非表示だが、Googleの検索結果に「スマホ対応」という文字が表示された。
しかし、「スマホ対応」表示は2016年8月頃には、検索結果の85%以上がモバイルフレンドリーの基準を満たし、検索結果のシンプルさを保つためにGoogle検索セントラルブログで告知され廃止。
モバイルフレンドリーアップデート2.0(2016年5月12日)
モバイルフレンドリーアップデート1.0から、約1年後にGoogleは、モバイル検索でモバイルフレンドリーなウェブページに利益をもたらすため、別のランキングシグナルを世界中で展開することを、GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏のツイートで報告した。
モバイルフレンドリーの変更は今完全にロールアウトします。
ウェブページの大部分が、すでにモバイルフレンドリーであり、アップデートの影響は微々たるものだった。
Googleは「ウェブをよりモバイルフレンドリーにすることを継続」を告知した。
出典
- モバイル フレンドリー アップデートを開始します(Googleセントラルブログ)
- 4 月 21 日のモバイル フレンドリー アップデートについてのよくある質問(Googleセントラルブログ)
- 検索結果をもっとモバイル フレンドリーに(Googleセントラルブログ)
- ウェブをさらにモバイル フレンドリーにするための取り組み(Googleセントラルブログ)