WikipediaがSEO対策(Google検索)に与える影響とは?
Wikipedia(ウィキペディア)は、世界中のボランティアの共同作業によって執筆されるインターネット百科事典。
SEO対策に与える影響に関しては、賛否両論あるものの、被リンク(バックリンク)獲得のために、Wikipediaを利用することは何も意味がない。
しかし、Wikipediaにサービスや企業が紹介され、ウェブサイトが掲載されることで、被リンクの獲得及び、評判や名声につながる可能性が高いことから、高品質な「E-E-A-T」を獲得できる可能性があり、SEOに大きな影響を及ぼす可能性が高い。
(また、Wikipediaに掲載されている時点で、信頼性・権威性は高い。)
SEOに与える影響
Wikipediaはすべての外部リンクにnofollow属性を設定している
Google検索において、強いPageRank(ページランク)を持つWikipediaは、被リンクを得る対象となることを避けるべく、2007年1月に、すべての「外部リンク(発リンク)」に対して「nofollow属性」を設定している。
このことにより、Googleの「クローラー(Googlebot)」は、リンクを辿り、その該当ページを評価することはない。
つまり、Wikipediaから貰う被リンク(バックリンク)は、SEOの恩恵を受けることは出来ないと考えられている。
GoogleのWikipediaに関する回答
Googleのジョン・ミューラー氏は「Reddit」の「How can one get backlink from Wikipedia?(どうすればウィキペディアから被リンクを取得できますか?)」では、以下のように述べている。
WikipediaにランダムにリンクをドロップしてもSEOの価値はなく、サイトには何の影響もありません。
あなたがしているのは、あなたのリンクドロップを削除するWikipediaのメンテナのために余分な作業を作成することだけです。
それはあなたの時間と彼らの時間の無駄です。
代わりに、サイトにとって長期的に役立つ何かを行い、永続的な価値のあるものを構築してください。