「Canonicalタグ」の版間の差分

提供:SEO百科事典
編集の要約なし
24行目: 24行目:


== canonicalタグのコード例 ==
== canonicalタグのコード例 ==
<code>
<pre>
// リンクタグを使用する場合
// リンクタグを使用する場合
<html lang="ja">
<html lang="ja">
33行目: 33行目:
...
...
</head>
</head>
</code>
</pre>
 
== canonicalタグの歴史 ==
== canonicalタグの歴史 ==
canonicalタグの歴史は古く、Google、マイクロソフト、Yahoo!が共同で作成し[https://developers.google.com/search/blog/2009/02/specify-your-canonical?hl=ja 2009年頃に公開]されている。
canonicalタグの歴史は古く、Google、マイクロソフト、Yahoo!が共同で作成し[https://developers.google.com/search/blog/2009/02/specify-your-canonical?hl=ja 2009年頃に公開]されている。

2023年2月24日 (金) 21:10時点における版

canonicalタグとは、HTML要素。正規のバージョンを指定(URLの正規化)することで、検索エンジンのクローラーに対してウェブサイト内の「重複するコンテンツ」の問題を防ぐ役割がある。

予期せぬ場合でも、重複するコンテンツはSEOに影響を及ぼす可能性があり、ページの正当な評価を検索エンジンから受けるために必須のタグ。

また、canonicalタグは、標準リンク要素であり、「URLの正規化タグ」とも呼ばれる。

SEOのベストプラクティス

  • 可能な限りすべてのページに設定しURLの正規化を行う
  • 間違わないよう繰り返しチェックする

canonicalタグがSEOに与える影響

canonicalタグを設定することで予期しない重複コンテンツを防ぐことが可能。

重複コンテンツをGoogle検索エンジンが認識した場合、Googleはいずれか一方を選択して登録(インデックス)する。(もう一方のコンテンツはインデックスされない可能性が高い。)

重複するコンテンツを未処理に放置した場合、以下のことが起こる可能性がある。

  1. Googleがコンテンツを見つける(インデックス)することを遅延させる可能性
  2. 類似するコンテンツが多い場合、Googleのランク付けに問題が発生する可能性
  3. ランク付けするページの能力が低下する可能性

そのため、重複するコンテンツはGoogle検索エンジンに問題を引き起こす可能性があり、SEOに影響がある。

canonicalタグのコード例

// リンクタグを使用する場合
<html lang="ja">
<head>
<title>SEO Wiki(SEOウィキ)</title>
...
<link rel="canonical" href="https://seo-wiki.jp/" />
...
</head>

canonicalタグの歴史

canonicalタグの歴史は古く、Google、マイクロソフト、Yahoo!が共同で作成し2009年頃に公開されている。

(RFC6596でも2012年に説明されている。)

出典