「WikipediaがSEO対策(Google検索)に与える影響とは?」の版間の差分

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(ページの作成:「 Wikipedia(ウィキペディア)は、世界中のボランティアの共同作業によって執筆されるインターネット百科事典。 SEO対策に与える影響に関しては、賛否両論あるものの、被リンク(バックリンク)獲得のために、Wikipediaを利用することは何も意味がない。 しかし、Wikipediaにサービスや企業が紹介され、ウェブサイトが掲載されることで、被リン…」)
 
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=== Wikipediaはすべての外部リンクにnofollow属性を設定している ===
=== Wikipediaはすべての外部リンクにnofollow属性を設定している ===
[[ファイル:Nofollo.png|代替文=Wikipediaは、すべての外部リンクに対して「nofollow属性」を設定している|サムネイル|Wikipediaは、すべての外部リンクに対して「nofollow属性」を設定している]]
Google検索において、強い[[PageRank]](ページランク)を持つWikipediaは、被リンクを得る対象となることを避けるべく、2007年1月に、すべての「[[外部リンク]](発リンク)」に対して「[[nofollow属性]]」を設定している。
Google検索において、強い[[PageRank]](ページランク)を持つWikipediaは、被リンクを得る対象となることを避けるべく、2007年1月に、すべての「[[外部リンク]](発リンク)」に対して「[[nofollow属性]]」を設定している。


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つまり、Wikipediaから貰う被リンク(バックリンク)は、SEOの恩恵を受けることは出来ないと考えられている。
つまり、Wikipediaから貰う被リンク(バックリンク)は、SEOの恩恵を受けることは出来ないと考えられている。
==== 補足:Wikipediaの被リンク数とGoogleからの信頼度 ====
Wikipediaは、百科事典という形態から、他のウェブサイトからの参照リンクを集めやすい。
そのため、Wikipediaの外部からの被リンク(バックリンク)数は17億個以上あり、現在でも増え続けている。
また、Googleが公開された、1998年から約3年後の2001年にWikipediaが作られ、使用されている期間が長く、被リンクも多く集めていることから、Googleからの信頼度も高い。


=== GoogleのWikipediaに関する回答 ===
=== GoogleのWikipediaに関する回答 ===
[[ファイル:Reddit-jyonmyura.png|代替文=Googleのジョン・ミューラー氏の回答|サムネイル|Googleのジョン・ミューラー氏の回答]]
Googleの[[ジョン・ミューラー]]氏は「Reddit」の「[https://www.reddit.com/r/SEO/comments/iefdfs/how_can_one_get_backlink_from_wikipedia/ How can one get backlink from Wikipedia?](どうすればウィキペディアから被リンクを取得できますか?)」では、以下のように述べている。<blockquote>WikipediaにランダムにリンクをドロップしてもSEOの価値はなく、サイトには何の影響もありません。
Googleの[[ジョン・ミューラー]]氏は「Reddit」の「[https://www.reddit.com/r/SEO/comments/iefdfs/how_can_one_get_backlink_from_wikipedia/ How can one get backlink from Wikipedia?](どうすればウィキペディアから被リンクを取得できますか?)」では、以下のように述べている。<blockquote>WikipediaにランダムにリンクをドロップしてもSEOの価値はなく、サイトには何の影響もありません。


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代わりに、サイトにとって長期的に役立つ何かを行い、永続的な価値のあるものを構築してください。</blockquote>
代わりに、サイトにとって長期的に役立つ何かを行い、永続的な価値のあるものを構築してください。</blockquote>


=== Google検索では「評判・名声」でWikipediaを活用するよう評価者に指示している ===
「[[Google検索品質評価ガイドライン]]」では、Wikipediaに関して以下の記載がされている。
* Wikipediaをウェブサイトの評判を判断する情報にすること
* レピュテーション(名声)の情報検索に利用すること
* 最も良い評判を得ているかどうかを調べる際に、Wikipediaを出発点として利用すること
評判、最も良い評判、名声などは高品質の「[[E-E-A-T]]」にもつながり、Wikipediaの検索で出てくるウェブサイト、ウェブページは、SEOの恩恵を受けれる可能性が高い。
(注意:Google検索品質評価ガイドラインは、Google検索を評価する、評価者に向けられたものであり、直接のSEOに関連することではない。)
==== 評判情報のソース(2.6.2 Sources of Reputation Information) ====
<blockquote>統計やその他の機械で編集された情報ではなく、人が書いた情報を探してください。ニュース記事、Wikipediaの記事、ブログの投稿、雑誌の記事、フォーラムのディスカッション、および独立した組織からの評価はすべて、評判情報のソースになる可能性があります。独立した信頼できる情報源を探してください。</blockquote>
==== レピュテーション(名声)情報を検索する方法(2.6.4 How to Search for Reputation Information) ====
<blockquote>有名なニュースサイトからのWikipediaの記事またはニュース記事があるかどうかを確認します。ウィキペディアは、企業、組織、およびコンテンツ作成者に関する優れた情報源になる可能性があります。一部のWikipediaの記事には、一部のコンテンツに不一致があること、またはコンテンツが古くなっている可能性があることをユーザーに警告するメッセージが含まれていることに注意してください。これは、追加の調査が必要であることを示している可能性があります。</blockquote>
==== 非常に肯定的な評判(5.2 Very Positive Reputation) ====
<blockquote>最高の評価を与える場合、広範な評判調査が重要です。 非常に肯定的な評判は、多くの場合、ページのトピックに関する既知の専門家または専門家団体からの権威ある賞または推奨に基づいています。 Wikipediaやその他の情報源は、評判調査の良い出発点になる可能性があります。</blockquote>
== 出典 ==
* [https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf General Guidelines]


[[Category:SEOコラム]]
[[Category:SEOコラム]]

2023年3月17日 (金) 19:25時点における最新版

Wikipedia(ウィキペディア)は、世界中のボランティアの共同作業によって執筆されるインターネット百科事典。

SEO対策に与える影響に関しては、賛否両論あるものの、被リンク(バックリンク)獲得のために、Wikipediaを利用することは何も意味がない。

しかし、Wikipediaにサービスや企業が紹介され、ウェブサイトが掲載されることで、被リンクの獲得及び、評判や名声につながる可能性が高いことから、高品質な「E-E-A-T」を獲得できる可能性があり、SEOに大きな影響を及ぼす可能性が高い。

(また、Wikipediaに掲載されている時点で、信頼性・権威性は高い。)

SEOに与える影響

Wikipediaはすべての外部リンクにnofollow属性を設定している

Wikipediaは、すべての外部リンクに対して「nofollow属性」を設定している
Wikipediaは、すべての外部リンクに対して「nofollow属性」を設定している

Google検索において、強いPageRank(ページランク)を持つWikipediaは、被リンクを得る対象となることを避けるべく、2007年1月に、すべての「外部リンク(発リンク)」に対して「nofollow属性」を設定している。

このことにより、Googleの「クローラー(Googlebot)」は、リンクを辿り、その該当ページを評価することはない。

つまり、Wikipediaから貰う被リンク(バックリンク)は、SEOの恩恵を受けることは出来ないと考えられている。

補足:Wikipediaの被リンク数とGoogleからの信頼度

Wikipediaは、百科事典という形態から、他のウェブサイトからの参照リンクを集めやすい。

そのため、Wikipediaの外部からの被リンク(バックリンク)数は17億個以上あり、現在でも増え続けている。

また、Googleが公開された、1998年から約3年後の2001年にWikipediaが作られ、使用されている期間が長く、被リンクも多く集めていることから、Googleからの信頼度も高い。

GoogleのWikipediaに関する回答

Googleのジョン・ミューラー氏の回答
Googleのジョン・ミューラー氏の回答

Googleのジョン・ミューラー氏は「Reddit」の「How can one get backlink from Wikipedia?(どうすればウィキペディアから被リンクを取得できますか?)」では、以下のように述べている。

WikipediaにランダムにリンクをドロップしてもSEOの価値はなく、サイトには何の影響もありません。

あなたがしているのは、あなたのリンクドロップを削除するWikipediaのメンテナのために余分な作業を作成することだけです。

それはあなたの時間と彼らの時間の無駄です。

代わりに、サイトにとって長期的に役立つ何かを行い、永続的な価値のあるものを構築してください。

Google検索では「評判・名声」でWikipediaを活用するよう評価者に指示している

Google検索品質評価ガイドライン」では、Wikipediaに関して以下の記載がされている。

  • Wikipediaをウェブサイトの評判を判断する情報にすること
  • レピュテーション(名声)の情報検索に利用すること
  • 最も良い評判を得ているかどうかを調べる際に、Wikipediaを出発点として利用すること

評判、最も良い評判、名声などは高品質の「E-E-A-T」にもつながり、Wikipediaの検索で出てくるウェブサイト、ウェブページは、SEOの恩恵を受けれる可能性が高い。

(注意:Google検索品質評価ガイドラインは、Google検索を評価する、評価者に向けられたものであり、直接のSEOに関連することではない。)

評判情報のソース(2.6.2 Sources of Reputation Information)

統計やその他の機械で編集された情報ではなく、人が書いた情報を探してください。ニュース記事、Wikipediaの記事、ブログの投稿、雑誌の記事、フォーラムのディスカッション、および独立した組織からの評価はすべて、評判情報のソースになる可能性があります。独立した信頼できる情報源を探してください。

レピュテーション(名声)情報を検索する方法(2.6.4 How to Search for Reputation Information)

有名なニュースサイトからのWikipediaの記事またはニュース記事があるかどうかを確認します。ウィキペディアは、企業、組織、およびコンテンツ作成者に関する優れた情報源になる可能性があります。一部のWikipediaの記事には、一部のコンテンツに不一致があること、またはコンテンツが古くなっている可能性があることをユーザーに警告するメッセージが含まれていることに注意してください。これは、追加の調査が必要であることを示している可能性があります。

非常に肯定的な評判(5.2 Very Positive Reputation)

最高の評価を与える場合、広範な評判調査が重要です。 非常に肯定的な評判は、多くの場合、ページのトピックに関する既知の専門家または専門家団体からの権威ある賞または推奨に基づいています。 Wikipediaやその他の情報源は、評判調査の良い出発点になる可能性があります。

出典