モバイルフレンドリーアップデート

2023年3月5日 (日) 12:20時点におけるMasahiko Tsuji (トーク | 投稿記録)による版

モバイルフレンドリーアップデートとは、ウェブサイト又はウェブページを携帯端末で読みやすく使いやすいページの順位がGoogle検索で引き上げられる(上位表示される)アップデート。

現在でも、モバイルフレンドリーはGoogleのランキング要因でありページエクスペリエンスシグナル

SEOに与える影響

PC用のウェブページはスマホ検索画面では順位が下がる

PC(ディスクトップ)のみのウェブページは、モバイルフレンドリーアップデートによって、モバイル検索での順位が下がる可能性がある。

また、2018年3月27日に開始されているモバイルファーストインデックスにより、PC(ディスクトップ)のみのウェブページが、順位が下がることが予想される。

PC・タブレットの検索結果では影響がない

モバイルフレンドリーアップデートでは、PC(ディスクトップ)やタブレットのGoogleの検索結果では、影響を受けない。

あくまで、すべての言語と場所にわたるモバイル検索のみのアップデート。

ウェブサイト全体ではなくページ単位で影響がある

モバイルフレンドリーアップデートは、ページ単位でのアップデート。ウェブサイト全体が影響を受けるわけではない。

例)20ページ中、10ページがモバイル対応をしている場合、その10ページのみがプラスの影響を受ける可能性が高い。

モバイルフレンドリーではないウェブページへのリンク

モバイルフレンドリーではない場合、Googleからスマホ検索の際に良い評価を得ていない可能性がある。

その点において「モバイルフレンドリーではないウェブページへのリンク」は影響する可能性が考えられる。

PCのみのページをスマホ対応した場合の繁栄期間

PCのみのページをスマホ対応した場合の繁栄期間は、新しくページを作成した時(通常)と変わらない。

Googlebotがページ内をクロールするたびに判断しする。

通常通り、XMLサイトマップRSSフィード等の送信を行えばよい。

歴史

モバイルフレンドリーアップデート1.0(2015年4月21日)

 
Googleの検索結果に「スマホ対応」という文字が表示

Googleは同時のウェブマスターセントラルブログで、モバイルフレンドリーアップデートを行うことを発表

現在は非表示だが、Googleの検索結果に「スマホ対応」という文字が表示された。

しかし、「スマホ対応」表示は2016年8月頃には、検索結果の85%以上がモバイルフレンドリーの基準を満たし、検索結果のシンプルさを保つためにGoogle検索セントラルブログで告知され廃止。

モバイルフレンドリーアップデート2.0(2016年5月12日)

モバイルフレンドリーアップデート1.0から、約1年後にGoogleは、モバイル検索でモバイルフレンドリーなウェブページに利益をもたらすため、別のランキングシグナルを世界中で展開することを、GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏のツイートで報告した。

モバイルフレンドリーの変更は今完全にロールアウトします。

ウェブページの大部分が、すでにモバイルフレンドリーであり、アップデートの影響は微々たるものだった。

Googleは「ウェブをよりモバイルフレンドリーにすることを継続」を告知した。

出典