手動による対策(ペナルティ)
手動による対策とは、Google検索においてGoogleのウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に対象のウェブサイトやウェブページが沿っていないと判断された場合に、Googleの担当者がサイト上のページを目視で審査し、そのサイトに対して手動による対策を実施します。
SEO対策を行っている方の中では、このことを俗に「ペナルティ」や「手動ペナルティ」と呼ぶ場合があります。
Googleから手動による対策が行われた場合、Google Search Consoleのメッセージと「セキュリティと手動による対策」に通知されます。
手動による対策の一覧としては、
- ユーザー生成スパム
- スパム行為のある無料ホスト
- 構造化データに関する問題
- サイトへの不自然なリンク
- サイトからの不自然なリンク
- 価値のない質の低いコンテンツ
- クローキング、不正なリダイレクト
- 悪質なスパム
- 画像のクローキング
- 隠しテキスト、キーワードの乱用
- AMP コンテンツの不一致
- 不正なモバイル リダイレクト
- ニュースと Discover のポリシー違反
などが挙げられます。
また、手動による対策を通知され、再審査を行う場合、確認するのはGoogleの担当者であり「人」になります。丁寧な文章で行った対策などを記載して送信しましょう。
良くある質問
手動による対策やペナルティで良くある質問について記載しています。
「Google Search Console」に登録することがまずは必要です。
Google Search Consoleに登録後に「手動による対策レポート」より確認することが可能です。手動による対策が行われている場合は「example.comでポリシー違反」などの内容でメッセージが届きます。
Googleは再審査でかかる時間を「数日から 1 週間程度」としており、進行状況はメールで伝えれます。
メールの内容は以下のような内容が一般的です。(解除された場合)
再審査リクエストを受け、貴サイトが Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に違反していないか審査を行いました。この審査に基づき、貴サイトへの手動による対策の一部を調整または取り消しました。Search Console の手動対策ビューアを確認すると、貴サイトにどのような手動による対策が適用されているのかを確認できます。
はい、可能な限り素早く対応することが重要です。あなたのページの検索順位に影響を及ぼす可能性があるからです。
「手動による対策レポート」のページを確認し、再審査を行いましょう。
著作者:辻 昌彦
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