HTTPとは、「Hyper Text Transfer Protocol(ハイパーテキストトランスファープロトコル)」のことを言い、ウェブサイトのデータ(文字や画像や動画など)をサーバーと閲覧するクライアントの間で通信するときの通信規約(プロトコル)のことです。

インターネットをする場合、当たり前にHTTPを利用していますが、初期のバージョンは1990年頃に開発されたHTTP / 0.9となります。

現在は「HTTP / 1.1」が支流として利用されている場合が多いと言えます。

HTTP/2は、2015年に公開されたHTTP/1.1の最新バージョンです。

そのため、HTTP/1.1と比較した場合、HTTP/2は「複数のリクエストを同時に処理することができる」ため、ウェブページの読み込み速度が向上する(クロールが効率化する)という特徴があります。

HTTP / 2
出典:カゴヤのサーバー研究所

詳しくは、

  • 1つのリクエスト処理しかできなかったが複数リクエスト処理が可能になること
  • リクエストをまとめることが可能になること
  • 画像、CSS、JavaScriptなどが一斉にリクエストできるようになること

などの利点があり、結果的にHTTP/1.1よりウェブページの読み込み速度が向上します。

コンテンツ量が多いウェブサイトや、1つのコンテンツがドメインのサーバーによって集約されているウェブサイトなどに効果を発揮すると言われています。

※現在ではHTTP/2の最新バージョンとなる「HTTP/3」も公開されています。

SEOに与える影響

Googleでは、2020年11月からHTTP/2を介して一部クロールを開始しています。

利点としては、ウェブサイトとGooglebotのコンピューティングリソース(CPU ・RAMなど)を HTTP/2 クロールは節約できる可能性があることです。

ただ、HTTP/2クロールは、インデックス登録や検索ランキングには影響がありません。

※注意点として、Bing検索はHTTP/2クロールに対応していないと思われます。

HTTP/2の良くある質問

HTTP/2の通信は、現在利用しているサーバー(ホスティングサービス)に依存します。そのため、現在利用しているサーバーを確認してみてください。

いいえ、問題ありません。

「もし、あなたのサーバーがまだHTTP/ 1.1しか通信できないのであれば、それは問題ない、クロールは品質、量の点で同じまま」とGoogleは公式ページで伝えています。

確認方法はいくつかありますが、こちらの「HTTP/2 Test」が一番簡単です。運営するウェブサイトのURLを入れるとサポートがあるかどうか確認することが可能です。

Google検索に関しては、ウェブサイトとGooglebotのコンピューティングリソース(CPU ・RAMなど)を HTTP/2 クロールは節約できる可能性がありますが、HTTP/2クロールは、インデックス登録や検索ランキングには影響がありません。

また、Search Consoleにメッセージを表示する可能性があるようです。

しかし、Bing検索はHTTP/2に対応していない可能性があるため、注意してください。

著作者:辻 昌彦

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HTTP/2

HTTP/2とは?

HTTP/2は、2015年に公開されたHTTP/1.1の最新バージョンであり、「複数のリクエストを同時に処理することができる」ため、ウェブページの読み込み速度が向上する(クロールが効率化する)という特徴がある。

Google検索では2020年11月からHTTP/2を介して一部クロールを開始。利点として、ウェブサイトとGooglebotのコンピューティングリソース(CPU ・RAMなど)を HTTP/2 クロールは節約できる可能性がある。

ただし、HTTP/2クロールは、インデックス登録や検索ランキングには影響がない。

 

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