blockquoteタグ

blockquoteタグとは、ウェブページなどで利用する引用符のことであり「<blockquote></blockquote>」で囲んで記述します。

メインコンテンツ(MC)」などで主に利用され、引き立たされた文書の引用です。通常、フォントサイズを小さくしたり、書体を通常とは別の書体(イタリックなど)に変えたりします。

身近なところでは、Twitterなどをウェブページに埋め込む場合もblockquoteタグが使われています。

HTMLコード例

<blockquote>
<p>このブロックは「blockquoteタグ」を利用しています。<br/>
(出典:<a href="https://seo-wiki.jp/">SEO Wiki</a>)</p>
</blockquote>

// Twitterのコード例
<blockquote class="twitter-tweet">
<p lang="ja" dir="ltr">
...
</blockquote>

コンテンツを<blockquote></blockquote>で囲うだけとなります。

SEOに与える影響

blockquoteタグを利用したとしても、SEOに与える影響はありません。

Googleは、blockquoteタグを利用したコンテンツを無視することはなく、通常の記載されているコンテンツだとみなします

そのため、blockquoteタグを利用したとしても「重複するコンテンツ」と見なされ、重複コンテンツの対応にはなりません

Googleは重複コンテンツを好みませんが、他の記事からの引用は100%罰せられるものでもありません。通常、「重複するコンテンツ」とは、ページ全体を複製する場合や、ページの一部を複製する場合に適用されるからです。

つまり、「オリジナルコンテンツ」を作成するために利用する引用はコンテンツとして価値があり、Googleに罰せられることはありません。

また、特に「YMYL」領域のウェブページなどは、そのデータが正確であることを伝える出典元の記載などは必須のため、引用することが悪いわけではありません。

しかし、1つ問題があるとすれば、Googleのジョン・ミュラー氏とマット・カッツ氏ではblockquoteタグのGoogleの考え方を説明した意見が異なるということです。

以下を確認していきましょう。

2013年頃のGoogleの回答

Googleのジョン・ミュラー氏は、Redditのスレッドに以下のように回答しています。

Googleのジョン・ミュラー氏は、Redditのスレッド

Googleは、他のページを引用する場合、「blockquote」やその他の要素を特別な方法で扱いません。重要なのは、公開しているものがすべて独自の価値を持っていることを確認することです。付加価値のない他人のコンテンツの再ハッシュ(引用)である場合、それはGoogleにもユーザーにも良い印象を残しません。

ここでは、blockquoteタグをGoogleが認識していないこと、Googleは重複したコンテンツを好まないが、完全に罰せられる訳ではないことを伝えています。

2012年頃のGoogleの回答

YouTubeの「If I quote another source, will I be penalized for duplicate content?(別のソースを引用した場合、重複したコンテンツに対してペナルティが課せられますか?)」の回答を行う、マット・カッツ氏の動画です。

If I quote another source, will I be penalized for duplicate content?

この動画では「他のサイトから引用した場合、 blockquote タグを利用し、オリジナルのコンテンツへの記事へのリンクを入れておけば、とてもいい状態だと言える。」「このような形だと、重複コンテンツだった場合でも、私なら心配しないだろうね。」

マット・カッツ氏はblockquoteタグの利用を推奨していることを伝え、重複コンテンツだった場合でも心配ないことを伝えています。

2016年頃のGoogleの回答

YouTubeのGoogleオフィスアワー(English Google Webmaster Central office-hours hangout)では、以下のような質問にコメントを行っています。

ウェブマスター質問:blockquoteタグをGoogleのランキングシグナルとして使っていますか? 別のサイトからの情報をblockquoteで囲ってそのページにリンクすれば、それは別のサイトからの引用だとしてGoogleは認識しますか?

Googleオフィスアワー(English Google Webmaster Central office-hours hangout)

ジョン・ミュラー氏回答:使っていない。Googleは少なくとも私が知っている限り、そういうことは全く考慮に入れていない。別のサイトから引用したとしたら、別のサイトからの引用だとしてGoogleは、おそらくそれを取得する。その認識は「 blockquote タグ」があるからではないだろう。希望があれば、他のタグをblockquote タグの代わりに使ってもかまわない。

ジョン・ミュラー氏は、2013年頃で行った回答と同じ回答をしており、blockquoteタグは(ジョンが知る限り)Googleが認識していないことを伝えています。

SEOの最も効率のよい方法

ここまでの事実をまとめて、SEOの最も効率の良い方法(ベストプラクティス)をご紹介します。

  • blockquoteタグは引用には利用しておくこと
  • blockquoteタグを利用したら出典元(URL)を記載しておくこと
  • ただし、SEOに効果はなく利用は必須ではない

以上のことが言えると考えます。

blockquote タグはデザインすることでユーザーも読みやすいので、個人的にはよく利用しています。

SEOとして気にするのであれば、「引用だけではなく、オリジナルコンテンツを記載すること」を心がけていきましょう。

著作者:辻 昌彦

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blockquoteタグ

blockquoteタグとは?

blockquoteタグとは、ウェブページなどで利用する引用符のこと。コンテンツ内に<blockquote></blockquote>で囲んで記述する。

blockquoteタグを利用したとしても、SEOに与える影響はないと考えられており、Googleはblockquoteタグを利用したコンテンツを無視することはなく、通常の記載されているコンテンツだとみなされる。

オリジナルコンテンツを作成するために利用する引用は、コンテンツとして価値がありGoogleとしても罰することはない。

SEOベストプラクティス
  • blockquoteタグは引用には利用しておくこと
  • blockquoteタグを利用したら出典元(URL)を記載しておくこと
  • ただし、SEOに効果はなく利用は必須ではない
  • 引用だけではなく、オリジナルコンテンツに注力すること

 

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