Blockquoteタグ
blockquoteタグとは、ウェブページなどで利用する引用符のこと。
コンテンツ内に<blockquote></blockquote>で囲んで記述する。blockquoteタグを利用したとしても、SEOに与える影響はないと考えられており、Googleはblockquoteタグを利用したコンテンツを無視することはなく、通常の記載されているコンテンツだとみなされると回答している。
オリジナルコンテンツを作成するために利用する引用は、コンテンツとして価値があると考えられている。
SEOのベストプラクティス
- blockquoteタグは引用には利用する
- blockquoteタグを利用した場合、出典元(URL・リンク)を同ページに記載
- 重複するコンテンツの可能性を考え、引用だけではなく、オリジナルコンテンツを同ページに記載すること
Googleのblockquoteタグに対しての回答
2016年Googleの回答:ジョン・ミューラー氏
ウェブマスターの質問:blockquoteタグをGoogleのランキングシグナルとして使っていますか? 別のサイトからの情報をblockquoteで囲ってそのページにリンクすれば、それは別のサイトからの引用だとしてGoogleは認識しますか?
ジョン・ミューラー氏の回答:使っていない。Googleは少なくとも私が知っている限り、そういうことは全く考慮に入れていない。別のサイトから引用したとしたら、別のサイトからの引用だとしてGoogleは、おそらくそれを取得する。その認識は「blockquoteタグ」があるからではないだろう。希望があれば、他のタグをblockquoteタグの代わりに使ってもかまわない。
2012年Googleの回答:マット・カッツ氏
ウェブマスターの質問:別のソースを引用した場合、重複したコンテンツに対してペナルティが課せられますか?
マット・カッツ氏の回答:この動画では「他のサイトから引用した場合、 blockquote タグを利用し、オリジナルのコンテンツへの記事へのリンクを入れておけば、とてもいい状態だと言える。」「このような形だと、重複コンテンツだった場合でも、私なら心配しないだろうね。」
マット・カッツ氏はblockquoteタグの利用を推奨していることを伝え、重複コンテンツだった場合でも心配ないことを伝えている。
2013年Googleの回答:ジョン・ミューラー氏
「Googleは、他のページを引用する場合、blockquoteやその他の要素を特別な方法で扱いません。重要なのは、公開しているものがすべて独自の価値を持っていることを確認することです。付加価値のない他人のコンテンツの再ハッシュ(引用)である場合、それはGoogleにもユーザーにも良い印象を残しません。」
Redditのスレッドにてジョン・ミューラー氏は、blockquoteタグをGoogleが認識していないこと、Googleは重複したコンテンツを好まないが、完全に罰せられる訳ではないことを伝えている。
blockquoteタグのコード例
<blockquote> <p>このブロックは「blockquoteタグ」を利用しています。<br/> (出典:<a href="https://seo-wiki.jp/">SEO Wiki</a>)</p> </blockquote> // Twitterのコード例 <blockquote class="twitter-tweet"> <p lang="ja" dir="ltr"> ... </blockquote>
コンテンツを<blockquote></blockquote>で囲う。