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「独自ドメイン」の版間の差分

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ルートドメインの部分を任意で取得又は選択したものが独自ドメインとなる。
ルートドメインの部分を任意で取得又は選択したものが独自ドメインとなる。
==SEOのベストプラクティス==
===国別トップレベルドメインは正しく利用すること===
GoogleのMatt Cutts([[マット・カッツ]])氏は、YouTubeのウェブマスターフォーラム「国を対象としないサイトにはccTLDを使用する必要がありますか?」にて、以下のように回答。
<youtube>yJqZIH_0Ars</youtube>
<blockquote>ccTLD(国別トップレベルドメイン)は国が割り当てられているとGoogleは判断し、ccTLDが「.jp」でアメリカのサイトだった場合、日本のサイトと思うかもしれません。</blockquote>本来の意図と違うドメインの利用は辞めることが推奨される。
トップレベルドメインに悩んだら場合は「.com」を利用し、日本で展開するウェブサイトであれば「.jp」「co.jp」を選択する。
===新しいgTLDもGoogleは基本的に同じように処理をする===
gTLD(分野別トップレベルドメイン/[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3 ジェネリックトップドメイン])は様々なドメインがあり、Google検索セントラルブログ「[https://developers.google.com/search/blog/2015/07/googles-handling-of-new-top-level?hl=ja 新しいトップレベル ドメイン(gTLD)に対する Google での取り扱いについて]」で、以下のように記載。<blockquote>基本的に、新しい gTLD も他の gTLD(.com、.org など)と同じように処理されます。検索において、'''特定の TLD のキーワードが有利に働くことも不利に働くこともありません'''。TLD も他の gTLD と同じように扱われます。同じ地域ターゲティング設定が必要ですし、URL のクロール、インデックス登録、ランク付けにおいてウェイトや影響が異なるということもありません。地域固有のTLDもgTLDと同じように処理します。</blockquote>つまり、どのようなドメインを取得した場合でも、Googleは同じようにドメインを扱うことを伝えている。
==SEOに与える影響==
===Googleはドメインを見ていない訳ではない===
[[ファイル:Jyonnmyura0001.png|代替文=Googleのジョン・ミューラー氏|サムネイル|Googleの[[ジョン・ミューラー]]氏]]
Googleの[[ジョン・ミューラー]]氏が、「[[ドメインオーソリティ]]ではなく、Googleにはドメインに対する独自の測定基準があるか?」という質問に回答した際に、以下のことを伝えた。<blockquote>ドメインオーソリティとは全く違いますが、Googleにはドメインレベルの指標・測定基準があります。しかし、Googleが定期的に見つけるものは、既存のドメインに追加された新しいページコンテンツです。もちろん不確かで品質が低いウェブページは、Googleはすぐには取得しません。これは純粋にリンクだけに基づいて判断する訳ではなく、「このウェブサイトが良いな!」と私たちが知っている一般的な考え・信頼感のようなものです。</blockquote>そのため、GoogleはSEおにおいて、ドメイン全体を見ていないわけではない。
===ドメイン年齢は関係がなく、SEOの役に立たない===
Googleのジョン・ミューラー氏によると、ドメイン年齢はGoogleのランキングシグナルではなく、何も役に立たないことを以下のTwitter言及している。
‎<twitter screen-name="JohnMu" tweet-id="1147051694280388608" />
<blockquote>@rajeshkumarsem:ドメイン年齢は信頼値を獲得するのに役立つだけであり、(Google検索の)200を超えるランキングシグナルの1つである可能性があります。
@JohnMu:いいえ、ドメイン年齢は何の役にも立ちません。</blockquote>
ただし、ドメイン年齢や[[中古ドメイン]](オールドドメイン)については、SEOについて賛否がある。
== トップレベルドメインの種類 ==
トップレベルドメインを大きく分類した場合、以下の2つに大別される。
* gTLD:分野別トップレベルドメイン
* ccTLD:国別トップレベルドメイン
(また、ユーザー対象ではないインターネットインフラ用の「Infrastructure TLD」もある。)
=== gTLD(分野別トップレベルドメイン) ===
gTLD(Generic top-level domain)は、特定の分野や領域に割り当てられたトップレベルドメインである。
良く利用されるgTLD(分野別トップレベルドメイン)は以下の通り。
{| class="wikitable"
|+
!gTLD
!主な用途
|-
|.com
|商業組織用を表すドメイン
|-
|.net
|ネットワーク用を表すドメイン
|-
|.org
|非営利組織用を表すドメイン
|-
|.info
|情報を表すドメイン
|-
|.biz
|ビジネスを表すドメイン
|-
|.xxx
|アダルト・アダルトサービスを表すドメイン
|}
※すべての分野別トップレベルドメインは「[https://www.nic.ad.jp/ja/dom/types.html JPNICのドメイン名の種類]」を参照。
世界で最初に取得されたドメインは1985年3月15日登録の「symbolics.com」となる。
「.com」は「commercial(商業の)」という意味であり、世界中で一番利用率が高く、[https://www.nic.ad.jp/ja/stat/dom/gtld.html JPNICの調べ]によると月間100,000件以上取得されている。
=== gTLD(分野別トップレベルドメイン) ===
ccTLD(Country code top-level domain)は、国名に基づくトップレベルドメインを指し、日本では「.jp」となる。
{| class="wikitable"
|+
!ccTLD
!地域名
|-
|.us
|アメリカ合衆国
|-
|.cn
|中国
|-
|.kr
|大韓民国(韓国)
|-
|.jp
|日本
|}
※ccTLDの一覧は「https://www.nic.ad.jp/ja/dom/types.html#kinds-cctld<nowiki/>」を参照。
日本のccTLDである「.jp」のつくドメイン名は、 属性型(組織種別型)JPドメイン名と地域型JPドメイン名が存在する。
「.jp」は所在地が日本国内であれば取得可能であり、審査などの必要なく、「汎用JPドメイン名」とも言う。
また、2013年より新たな「地理的トップレベルドメイン:GeoTLD(Geographic top-level domain)」が加わり「.tokyo」などのドメインも取得できるようになった。
==== 属性型(組織種別型)JPドメイン名 ====
{| class="wikitable"
|+
!JPドメイン
!詳細
|-
|.co.jp
|株式会社、合同会社など
|-
|.or.jp
|財団法人、社団法人、医療法人、宗教法人など
|-
|.ne.jp
|日本国内のネットワークサービス提供者など
|}
属性型(組織種別型)JPドメイン名は、登録資格を満たす組織であり、日本に在住する個人が取得可能。(例:.co.jpドメインなどは登記簿謄本などが必要。)
さらに詳しくは「https://www.nic.ad.jp/ja/dom/types.html#jp-dom<nowiki/>」を確認してほしい。
== 参照 ==
* [https://developers.google.com/search/blog/2015/07/googles-handling-of-new-top-level?hl=ja 新しいトップレベル ドメイン(gTLD)に対する Google での取り扱いについて](Google検索セントラルブログ)
* [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3 ジェネリックトップドメイン](Wikipedeia)
* [https://www.nic.ad.jp/ja/dom/types.html JPNICのドメイン名の種類](日本ネットワークインフォメーションセンター)


[[Category:ドメインのSEO]]
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