ピープルカード(people cards)
ピープルカード(people cards)とは、スマホ検索時に出現する個人のプロフィール(仮想名刺)であり、Googleアカウントを利用して自分申請した場合のみ表示されるGoogle検索の新機能です。
日本語検索では未対応となり、またPCでは、このピープルカードを提供していません。
この新機能は、インドのモバイル(スマホ)ユーザー向けに英語での提供をすでに開始しています。
インドでは、2020年の2月頃からこのピープルカード(people cards)のテストが開始されており、公開まで6ヶ月間の期間を要しました。米国や日本の検索での公開をGoogleは何も伝えていませんので、もう少し時間がかかるかもしれません。
ビジネスは、組織より個人の時代を迎えることを考えてのGoogleのテストでしょうか。
ピープルカード(people cards)は、自己紹介、職業、雇用主、場所、プロフィールのアバター、電話番号、ウェブサイト、ソーシャルメディアアカウントなどの詳細を追加できます。
現在、
- Googleアカウント
- 電話番号
があれば、インドでは登録・申請が出来るようです。
上記画像にあるように個人で申請を行い、電話認証を行って表示されるようです。表示されたくない場合はいつでも削除することができるそうです。
SEOに与える影響
日本語のGoogle検索、SEOに与える影響は現時点では不明確となります。
ピープルカード(people cards)は、個人のブランド力や、個人の認知度を高めたい方が利用する場合が多く、現在はインフルエンサー、起業家・経営者、自営業の個人、フリーランサーなどが利用しているようです。
同じ名前のユーザーが複数ピープルカード(people cards)に申請している場合、検索結果には複数のモジュールが表示されます。
日本の場合は同姓同名が多いため、今後、日本でピープルカード(people cards)が展開された場合、個人名でのSEOも必要になるのでしょうか・・・。
著作者:辻 昌彦
コメント・フィードバック
フィードバックいただいた、SEOへのご意見や見解は内容を管理者が確認し、当文章に掲載される可能性がございます。