アフィリエイト

アフィリエイトとは、ネット広告の1つであり、成果報酬型の広告です。ウェブサイトやウェブページに商品や企業サービスを紹介し(計測可能なリンクを貼る)、成果が出た場合に運営者に報酬が支払われる仕組みで、主にASP(アプリケーションサービスプロバイダ)を通じて成果報酬が支払われることが一般的です。

アフィリエイトマーケティング、アソシエイトプログラム、アフィリエイトプログラムとも呼び、現在では、アプリの会員登録を促すアプリアフィリエイトも増えてきております。

SEOにおいてアフィリエイトは、ユーザーの要望を満たすことで検索ランキングにとって影響がないことを「English Google SEO office-hours from October 30, 2020」でGoogleは伝えています。

Google の視点からはアフィリエイトかどうかは気にしない。私たちが気にするのは、関連性が高い情報を提供しているかどうかだ。

購入するために別のサイトへリンク経由でユーザーが行くと、アクセス解析ツールでは離脱とかそういったレポートとして記録されると思う。だとしても、必要な情報をあなたのサイトで見つけることができて、別のサイトへ移動して購入するのであれば本質的には完璧と言える。

一方で、あなたのサイトに訪れたのは良いけれど欲しい情報が何もないとか他のサイトと同じ情報しかないとかで、アフィリエイトリンクをクリックするだけだとしたら、Google の視点からは役立つサイトではない。こんな状態であれば、Googleが検索結果に出すのはリンク先のサイト(マーチャントのサイト)であってアフィリエイトサイトではないだろう。

別のサイトへ送客するアフィリエイトなのかそれとも直接販売するサイトなのか、あるいは純粋な情報提供のサイトなのかはさほど重要ではない。もっと重要なのは、ユーザーが探しているものを満たせるかどうかだ。

私が自動的に判断できるものではなく、あなた自身が自分のサイトを見て次のように評価してみるといい ―― たとえアフィリエイトリンクがまったくなかったとしてもインデックスされるような独自で、説得力があり、高品質なものを本当に提供しているか?
引用:ユーザーの要望を満たせればアフィリエイトでも問題ない、Google社員が明言

つまり、Googleがランキングを決める場合にアフィリエイトサイトかどうか気にしないと言うことになります。

また、合わせて「Google検索セントラルブログ」では、以下のようにも伝えています。

Googleでは、ユーザーに付加価値を提供する独自のコンテンツを持つウェブサイトを作成するようアドバイスしています。

一般的に、アフィリエイトのウェブサイトでは、アフィリエイト ネットワークのサイトの商品に関する説明を掲載しています。その結果、アフィリエイト ネットワークのコンテンツを中心に扱っているサイトは、他のサイトのコンテンツと差別化できる程度に十分な独自性のあるコンテンツを持たないため、Google 検索結果でのランキングが低くなることがあります。

付加価値とは、価格、購入場所、商品のカテゴリに関する追加情報など、意味あるコンテンツや機能のことです。

Google では、アフィリエイトのためだけのウェブサイトや「内容の薄い」アフィリエイト サイトはウェブユーザーに付加価値を提供していないと考えています。

内容の薄いアフィリエイトの例:

  • 商品アフィリエイト リンクを含むページで、商品の説明とレビューを元の販売者から直接コピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなくそのまま掲載しているもの
  • サイトの大部分がアフィリエーションで構成され、独自のコンテンツやユーザーへの付加価値がごくわずかしか含まれていない商品アフィリエーションのページ

他のサイトと差別化を図る:

  • アフィリエイト プログラムのコンテンツで付加的な機能を提供できない場合は、そのコンテンツがサイトのコンテンツのごく一部だけになるようとどめる
  • ユーザーが元の販売者のサイトに直接アクセスせずにこのサイトにアクセスしようとする理由を考える。元の販売者が提供しているコンテンツを転載するだけでなく実質的な付加価値を提供するサイトにします
  • アフィリエイト プログラムを選択する際、サイトの対象ユーザーに適した商品のカテゴリを選択する。サイトのコンテンツに合ったアフィリエイト プログラムを選択することで、サイトの付加価値が高まり、Google の検索結果でのランキングが高くなり、アフィリエイト プログラムから収益を得られる可能性が高くなります。たとえば、アルプスのハイキングに関するサイトには、事務用品ではなくハイキング関連書籍の販売業者との提携が適しています
  • ウェブサイトでユーザーのコミュニティを形成する。熱心な読者の獲得に役立ち、サイトのテーマに関する情報が集まる場を作ることができます。たとえば、ディスカッション フォーラム、ユーザー レビュー、ブログなどでユーザーに独自のコンテンツと付加価値を提供できます
  • 常に最新で関連性の高いコンテンツを提供する。テーマに一貫性のある最新の情報を提供すると、コンテンツを Googlebot がクロールし、ユーザーがクリックする可能性が高まります

引用:アフィリエイト プログラム

SEOに与える影響

アフィリエイトリンクがSEOに与える影響としては、ウェブサイトのコンテンツがユーザーに有益なものを提供できている場合は問題ないと考えられています。

しかし、「コアアップデート」が行われた際に、多くのアフィリエイトサイト(アフィリエイトリンクを貼っているサイト)が順位を落としました。

これは、「YMYL」領域だったウェブページや「E-A-T」が大きく関係しており、多くのアフィリエイトサイトがYMYL領域でページを量産していたためだと思われます。

しかし、アフィリエイトリンクがあるサイトと自社等のサービスを紹介しているサイトだと、SEOの方法が多少異なること考えております。

上記で記載されている、

  • ページすべての内容の薄さを避けること
  • 関連性がないアフィリエイトリンクは避けること
  • 「E-A-T」を強化していくこと

以上のことがアフィリエイトリンクを貼っている状態でSEOを行っていくポイントとなると考えています。

アフィリエイトリンクは隠す必要がない

Googleのジョンミュラー氏は、Twitterで「アフィリエイトリンクは悪くありません。あなたのサイトを収益化することは問題ありません。Googleはそれで(rel = sponsoredを使用することで)大丈夫です。それらを非表示にする必要はありません。可能であれば、適切な種類のリンクを使用してください。」と回答しています。

アフィリエイトリンクは隠す必要がない

また、他のツイートでは以下のようにも回答しています。

検索エンジンはどういうわけかアフィリエイトサイトを好まないという一般的な認識があると思うので、あなたはあなたのアフィリエイトステータスを隠す必要があると考えています。

本当の問題は(少なくとも)本当に悪いアフィリエイトサイトがたくさんあるということです。そしてどのように彼らが収益化することは本質的に無関係です。
ジョンミュラー氏Twitterより

アフィリエイトリンクをGoogleが嫌い、悪いものだとして隠す必要はないと言えます。

Googleはrel = “sponsored”を使用することをお勧めするか?

Googleのジョンミュラー氏は、Twitterで以下のユーザーからのアフィリエイトサイト(リンク)の質問に対して回答しました。

のアフィリエイトサイト(リンク)の質問

過去にrobots.txtを使用してアフィリエイトリンクのクロールを防止してきたアフィリエイトサイトの場合、これらのrobots.txtディレクティブを解除してrel = “sponsored”を使用することをお勧めしますか?

Googleのジョンミュラー氏の回答

どちらの方法でも機能します(nofollowを使用する前は重要ではありませんでした)。個人的には、できるだけシンプルにしようとしています。サイトのアフィリエイトの性質を「隠す」必要はありません。アフィリエイト関係は結構です。

最善のアフィリエイトリンクの貼り方

アフィリエイトリンクをウェブサイト内に貼る場合、Googleは2つの方法を推奨しています。

  • 修飾属性を<a> タグに追加して、リンクが sponsored であることを示す
  • robots.txt ファイルによって検索エンジンからブロックされる中間ページにリンクをリダイレクトする

推奨される方法としては、「sponsored」を追加することになります。

<a href="https://example.com/"rel="sponsored">アフィリエイトリンク</a>

また、今までは「nofollow」でしたが、「sponsored」を設定しておきましょう。また、「nofollow」でも問題ありません。さらに詳しくは「nofollow属性」のページを確認してください。

良くある質問

アフィリエイトに関するSEOの質問を以下でご紹介します。

サイト内のコンテンツ等により悪く影響を及ぼす可能性があります。

SEOにおいてアフィリエイトは、ユーザーの要望を満たすことで検索ランキングにとって影響がありませんが、アフィリエイトのためだけのウェブサイトや「内容の薄い」アフィリエイト サイトに悪影響を及ぼす可能性が高いと言えるでしょう。

中間ページを挟むことで、Googleがアフィリエイトとして見るかどうかは分かりません。

ただ、Googleが推奨している「robots.txt 」でブロック方法や、中間ページを挟んだ「noindex,nofollow」のページを作ったとしてもGoogleはクロールすることが可能です。

さらに、TwitterでGoogleのジョンミュラー氏は「安っぽい似たりよったりのアフィリエイトサイトにあるリンクを Google から隠してもそのサイトが高品質になるわけではない。」と回答しています。

Googleの評価は低くなり、順位が下がる可能性があります。

Google検索セントラルブログでは以下のように回答されています。

ウェブ上の多くのサイトに掲載されているようなコンテンツで構成されたアフィリエイトのためだけのサイトは、Google 検索結果で上位に表示されず、検索エンジンによる評価が低くなる可能性があります。
引用:アフィリエイトプログラムより

2014年のGoogle検索セントラルブログによると、手動による対策(ペナルティ)警告していることが記載されています。

しかし、警告をうける場合は、薄いコンテンツや無断複製されたコンテンツを含むアフィリエイトサイトであり、すべてのアフィリエイトサイトが警告を受けるわけではありません。

アフィリエイトは被リンクにはなりません。

どのような判断をGoogleが行っているかは分かりませんが、Googleのマット・カッツ氏は「Matt Cutts Interviewed by Eric Enge」で「フィリエイトというのは本質的に大半はお金目的で人々を送り込むものだから、アフィリエイトリンクを認められたものとしては普通は評価しないだろう」と回答しています。

多くのアフィリエイトはASPを経由してリンクを貼ります。そのため、大手ASPのリンクぐらいはマークしている可能性は高いのではないでしょうか。

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アフィリエイトとは?

アフィリエイトとは、ネット広告の1つ。成果報酬型の広告。ウェブページに指定のリンクを貼り、広告主が指定する成果発生した場合に報酬が支払われる。

SEOにおいてアフィリエイトリンクは、ユーザーの要望を満たすことで検索ランキングにとって影響がないとGoogleは言及している。

また、アフィリエイトリンクを貼る場合には「rel = sponsored」が推奨され、「rel = nofollow」でも問題はない。

 

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