Googleは31億の広告をブロックし64億の広告を制限、170万超のアカウント停止
Googleは公式サイトにて「年次広告安全レポート(Our annual Ads Safety Report)」を公開し、2020年の、Google広告(Google AdSense 等)にポリシーに違反した約31億の広告をブロック、又は削除を行い、64億の広告を制限したことを報告し、詐欺や詐欺の広告に関連するアカウントレベルのアクションは70%増加したことを伝えています。
そして、ポリシー違反を行った広告アカウント数は170万超のアカウントが該当します。
- 広告主の身元確認プログラムや事業運営確認プログラムなど、複数の新しいポリシーとプログラムを導入
- 協調的な敵対行動をより適切に検出するテクノロジーに投資し、アカウント間でドットを接続し、複数の悪意のある人物を一度に一時停止
- ネットワーク信号、以前のアカウントアクティビティ、行動パターン、ユーザーフィードバックに基づいて、自動検出テクノロジーと人間によるレビュープロセスを改善
以上のような方法を2020年に実行し、敵対的な行動に対してGoogleは取り組みました。
Googleは、透明性を高め、広告体験に関するより多くの情報を世界中で利用できるようにするために、2021年も潜在的な脅威に先手を打ち、ポリシー、専門家チーム、および施行テクノロジーへの投資を継続していくことを伝えています。
また「Global Ad Trends: The State of the Industry 2020/21」によると、2020年の世界の広告市場は11.0%減少し、5,520億ドル(約60兆円)となり、主に自動車関連業、小売業、旅行・観光業が大幅に予算を削減しました。
インフレを考慮した後の大不況の約2倍の数値だそうです。
31億の広告ブロック分布等
出典:Google Blocked 3.1 Billion Ads, Restricted 6.4 Billion Ads & Suspended 1.7 Million Advertisers
著作者:辻 昌彦
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