未報告・未確認のGoogleアップデート・変動（2021年）
Googleのアルゴリズムは、日々更新されており、小さなアップデート（ベイビーアップデート）は日常茶飯事であり、毎年500回から600回更新していることが報告されています。
Googleは広範囲にわたり変更を行う「コアアップデート」等のアップデート以外は通知しないことが多くあります。
アメリカのSEOメディア・ツールを運用するMOZの「Googleアルゴリズムの更新履歴」では、未確認のアップデートで上がっているものが多く、SEOメディアのSearch Engine Landでは、実際、Googleは検索アルゴリズムを毎年約500〜600回変更していると報告されています。
このページでは、Googleから報告がない未報告や未確認のGoogleアップデートをご紹介し、随時更新していきます。
2021年3月31日頃のGoogle変動
日本時間の3月31日頃に、Googleの検索結果の変動が見られ、Googleアルゴリズムの変更が行われた可能性があります。
「私」が管理している「Search Console」では以下のような大幅な変動が見られました。
米国のSEOコンサルタントであるバリー・シュワルツ氏のブログによると、海外でも28日頃からの変動が見られ、以下のようなユーザーコメントが見受けられます。
・金曜日のトラフィックは標準と比較して105％、土曜日は60％でした。本当に低いです今日これまでのところ28％となります。
・週末にGoogleに何かが起こって、インプレッションとクリック数をさらに深く下がりました（-50％）。悪化が止まらない。
・先週の金曜日以降、トラフィックが異常に減少しています。間違いなく、Googleは何か大きな悲しいことを行いました。
以上のことが言われています。
3月末に実施が予定されていた「モバイルファーストインデックス」の影響かは、現在不明です。
2021年3月2日頃から3日にかけてのGoogle変動
米国では、3月2日頃から、3月3日までの24時間にかなりの量の順位にバウンド（チャタリング）があり、その後少し落ち着いたようです。
ウェブマスターの反応は以下の通りです。
・私のトラフィックは突然変動しましたが、他の誰かが大規模な変更を経験していますか？
・大規模な変更がたくさんあります。それらのどれもポジティブではありません。
・私はこれを3日前に持っていました…その後、トラフィックは落ちました。
・今すぐDiscoverに釘付けになる。長い時間でこれほど低く見られませんでした。
・ここでも同じですが、変動しています。
・何かありました。私はこれらの日付でランキングが上下している。
・私は変動が起きたと思います。
以上のような反応があり、Google Discover（グーグルディスカバー）にも、影響があったようです。
また、多くのSEOツールでも変動がありました。
以上のようにSEOツールが変動しているため、3月2日と3月3日の前後にGoogle検索でランキングの変動があったことは事実です。
2021年2月19日の強調スニペットの減少
日本では未確認ですが、米国では2021年2月19日頃に「強調スニペット」がGoogle検索結果から減少したことが確認されています。
しかし、以下の画像のように、強調スニペットは翌日に通常のレベルに戻ってきているそうです。
その後、強調スニペットに関する変動は起きていません。
2021年2月17日のGoogle変動
米国のGoogle検索に変動が見られたようです。日本での影響は分かりませんが、弊社で運営しているアナリティクスやサーチコンソールにも少し上下する変動が見られました。
米国のGoogle検索は2月10日頃に、「Passage Ranking」を導入したばかりでしたが、この更新とは別となるようです。
ウェブマスターの声としては、
今朝、私たちのニッチには確かに動きがありました。トラフィック量はかなり安定していますが、昨夜から今日までランキングが変化しています。
今朝の大規模なドロップ。米国のsemrushセンサーが燃えています！
おそらく米国のトラフィックは以前に回復しているように見えましたが、午後2時に再び崖から落ちました…米国と英国のトラフィックは両方とも東部標準時午後5時30分に正確に29％オフです。全体的な検索は25％減少し、直接検索は18％減少します。
以上のような声が見られました。
以下は、SEOツールの状態です。
著作者：辻 昌彦
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