煩わしいインタースティシャル

インタースティシャルとは、アプリやウェブサイトのインタフェイス上にポップアップとして全画面に表示されるものや広告のこと、又はページ移動時にページとページの間に独立ページとして表示するものや広告のことを言います。

Googleが伝えている「煩わしいインタースティシャル」とは、コンテンツがインタースティシャルに覆い隠されており、検索結果をタップしたのに、すぐには期待していたコンテンツにアクセスできない、又はアクセスしにくい状態を指しています。

コンテンツにアクセスしにくくなるインタースティシャルの例としては以下の通りです。

コンテンツにアクセスしにくくなるインタースティシャルの例

  • ユーザーが検索結果からページに移動した直後やページを閲覧している最中に、メインのコンテンツを覆い隠すようにポップアップを表示する。
  • スタンドアロン インタースティシャルを表示して、それを閉じないとメインのコンテンツにアクセスできないようにする。
  • スクロールせずに見える部分がスタンドアロン インタースティシャルのように見えるレイアウトを使用して、インラインのメインのコンテンツはスクロールしないと見えないようにする。

以上、Googleが考える「煩わしいインタースティシャル」です。

SEOに与える影響

上記で説明した煩わしいインタースティシャルは、ユーザーエクスペリエンスが低くなるため、Googleはモバイル向けサイトに対してコンテンツの閲覧を覆うインタースティシャルやポップアップを表示するページの評価を下げるアルゴリズムを2017年1月に導入しています。

そのため、SEOに与える影響としては、煩わしいインタースティシャルがウェブページに合った場合、モバイル検索の順位が下がる可能性があります

Googleが伝えていること

Googleでは、モバイル検索時のユーザー体験をさらに高めるため、ユーザーがモバイル検索結果からページに遷移した際、すぐにコンテンツにアクセスできないようなページを、2017年1月10日より、これまでよりも低く掲載する可能性があります。

もちろんこの新しいランキング要素は、ランキングに使用する何百もの要素の一つに過ぎません。検索クエリの意図は引き続き重要なランキング要素ですので、関連性の高いコンテンツを含む優れたページであれば、今後も上位にランキングされる可能性があります。
引用:モバイルユーザーが簡単にコンテンツにアクセスできるようにするために

上記のことを伝えており、インタースティシャルを正しく使うことを推奨しています。

正しく使うインタースティシャル例

Googleは「正しく使うことで、新しいランキング要素の影響を受けないインタースティシャルの例」も提供しており、以下の通りとなります。

正しく使うことで、新しいランキング要素の影響を受けないインタースティシャルの例

  • 法律上の必要性に基づいて表示されているように見えるインタースティシャル(Cookie の使用、年齢確認など)。
  • 一般公開されていないコンテンツ(そのためインデックス登録ができない)を有するサイトが表示するログイン ダイアログ。たとえば、メール サービスのように個人的なコンテンツが含まれる、有料のコンテンツであるためインデックス登録できない、などの場合が考えられます。
  • 画面スペースから見て妥当な大きさで、簡単に閉じることのできるバナー。ここで言う妥当な大きさとは、たとえば Safari や Chrome に表示されるアプリ インストール バナー程度の大きさです。

ユーザー目線で考えたときに、イライラさせることがないインタースティシャルであれば問題ありませんが、広告を表示するのであれば、「画面スペースから見て妥当な大きさで、簡単に閉じることのできるバナー」が推奨となります。

そのため、コンテンツへのアクセスがしにくくなるようなインタースティシャルの使い方をしていないか必ず確認しておきましょう。

良くある質問

「煩わしいインタースティシャル」を確認するツールはございません。

そのため、広告をインタースティシャルで出す場合は、

  • 画面スペースから見て妥当な大きさであること
    (例えばSafari や Chrome に表示されるアプリ インストール バナー程度)
  • 簡単に閉じることのできるバナーであること

以上の2点を守っておきましょう。

煩わしいインタースティシャルと見なされる可能性があります。

サイトメンテナンスの場合、HTTP 503のステータスコード(Service Unavailable)を返さない場合でかつ、全面のポップアップの場合は煩わしいインタースティシャルとGoogleに見なされる場合があります。

そのため、メンテナンスの場合はHTTP 503のステータスコードを返すことが推奨されます。HTTP 503のステータスコードを返していれば、ポップアップでメンテナンス中と表示しても、煩わしいインタースティシャルとはなりません。

表示の大きさによっては煩わしいインタースティシャルとなります。

ユーザーがそのページを閲覧する場合、コンテンツを隠してしまうようなライブチャットやチャットボット、さらに国や言語選択なども煩わしいインタースティシャルと見なされます。

ただし、コンテンツを邪魔する、隠しているということが条件となります。またこの回答はジョン・ミュラー氏のTwitterで回答されています。

Googleは、ユーザーが検索結果からクリックしてページに行き、コンテンツを見ている際に現れるインタースティシャルでかつ、「煩わしい」ものに該当する場合のみとなることを、「English Google Webmaster Central office-hours hangout」で説明しています。

そのため、ページの切り替わりに広告が出る、Google AdSenseの全画面広告などは、煩わしいインタースティシャルとなりません。

コンテンツを邪魔する場合、Googleは煩わしいインタースティシャルと見なす場合があります。

スクロール中でも、スクロールを行った後でも、コンテンツを邪魔するインタースティシャルは、やめておきましょう。また、このことは「English Google Webmaster Central office-hours hangout」の中で解説されています。

著作者:辻 昌彦

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煩わしいインタースティシャル

煩わしいインタースティシャルとは?

インタースティシャルとは、アプリやウェブサイトのインタフェイス上にポップアップとして全画面に表示されるもの。ページ移動時にページとページの間に独立ページとして表示するものや広告のこと。

煩わしいインタースティシャルとは、コンテンツがインタースティシャルに覆い隠され、コンテンツにアクセスできない、又はアクセスしにくい状態を指す。

Googleは2017年1月に煩わしいインタースティシャルを表示するページの評価を下げるアルゴリズムを導入。現在でもユーザーエクスペリエンスシグナルの1つ。

 

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